フェロモン部

「お前にはフェロモンが無い。」 と、言われたあの日。 フェロモンって何?! フェロモンを探すべく、一人ひっそり部活をつくりました。

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絵巻物はアニメーション!祇園御霊会を体験する。

いつも見ていただき、ありがとうございます




前回、番外編で経験をした、
小林美術科学さんの「賞道」。

snap_utena77_201676224830.jpg
その時のブログ
舎毛の音。賞道。そこはgrooveな世界。」







美術品を、
当時と同じ状態・状況を再現して、
鑑賞する。






それは、


知らなかった、気が付かなかった、
その作品の面白さを知る事が出来る、



だけでなく、




その面白さの目線の先に、

その作品が生まれた時代を感じるという、


一粒で二度おいしい的な、
新しい体験をさせて頂いたのです。




そんな鑑賞の仕方、しらなかったー!!!


もっと体験してみたい。

チラシをガン見。







行きたいーーーーー





と、いうことで、



秋季・賞道のすすめ
「第2回「絵巻物」~年中行事絵巻 祇園御霊会~」
小林美術科学 facebookイベントページからお借りしました


に、参加してきましたー!!


賞道 絵巻物のすすめ



すごーーーく濃厚で、
ノートに書きながら参加したのですが、

間違ってるところもあると思うので、
参考程度に読んでくださいませ。


あと、妄想も少し入ってますので、ね。











さてさて、

絵巻物、というのは、
平安時代末期~鎌倉時代のものが一番多いのだそうです。




その時代の中でも、
「絵巻物好き」であった(多く残している)のが、

後白河院
(写真は、「鎌倉ガイド」さんよりお借りしました)

後白河院(天皇)です。





後白河院には、
大好きな絵師がいまして、

その名を、


常盤源二光長(ときわのげんじみつなが)


と言います。





巻物大好き後白河院は、
ある日、常盤光長に、

ある絵巻物をオーダーします。



それが、

「年中行事絵巻」

です。


<年中行事絵巻>
平安時代末期の宮廷,公家における年間の儀式,祭事,法会,遊戯などを中心に,民間の風俗を描いた絵巻。
(「コトバンク」さんより引用)




文字にすると大変だったので、
マインドマップで概要を描いてみました。



「年中行事絵巻」は、
60巻(以上)あったと言われていますが、

オリジナルの現存は無く、
「摸本(もほん)」の15巻しか残っていないそうです。




こちらは、年中行事絵巻の中の一つ、
「内宴の図」

年中行事絵巻 内宴
(画像は「隠居Journal」さんよりお借りしました)

内宴、というのは、ざっくりいうと「打ち上げ」的なものだそうです。
宮中は年始に行事がいっぱいあって、それがひと段落した打ち上げの図。





オリジナルの年中行事絵巻は、

着色されていたのですが、




模写する段階で、


貴族の行事=


庶民の行事=素描(色無)


になったそうです。




おそらく、
あまりにも大量なので、


貴族の行事から製作し、
はじめのうちは着色されていたのですが、





やがて庶民の方は間に合わず着色に至らなかった。。。。




モノクロで残った庶民の行事。


年中行事絵巻 向礫(むこうつぶて)
年中行事絵巻 向礫
(写真は「石を訪ねて」さんよりお借りしました)









こちらの庶民のお祭り、
衝撃的なお祭りで、

なんと、

年中行事絵巻 向礫 解説


石を投げ合う庶民(子供?絵は大人みたいだけど)のお祭りだそうです。



なぜこんな危険なお祭りが?
という感覚は、

時代が変わったからなのかな。




想像するだけで、痛いし、
当たったら本当にムカつくと思われる。








そんな平安時代後期の時間をきりとった、
貴重な「年中行事絵巻」。




その中から、
小林美術科学さんが、デジタル復元をしてくれたのが、



「祇園御霊会」
(ぎおんごりょうえ)


祇園御霊会 年中行事絵巻
(画像は「tamio」さんのブログよりお借りしました・サイトが文字化けしてるので、サイト名は正式ではないと思います。)





ようやく本題にたどり着いたのです





モノトーン(素描)の絵巻物=「庶民の行事」





祇園御霊会は、
現在の「祇園祭」の前身である、
庶民のお祭りです。





ざっくり、御霊会について説明をしますと、



名称未設定 1


疫病の大流行。

疫病が大流行したのは、御霊(みたま)の怒りに触れたから。




荒ぶる神をお慰めする。




これが御霊会のコンセプト。






祇園御霊会のスケジュールは、


八坂神社(祇園社)から御霊をお神輿にのせて、

御旅所でおもてなし。
(踊り、舞等いろいろ楽しんでもらう)

そして宿泊。

たくさんおもてなしをして、御霊を八坂神社にお還しする。


という流れで行われます。








平安時代の祇園祭の姿。


そんな時間を描いた、モノトーンの絵巻物を、





なんと




カラーに復元してくれたのです!



(摸本のメンバーもきっと喜んでいるだろうな)



デジタル復元でカラーになった祇園祭御霊会



なんて、キレイで見やすい
すごーーく、わかりやすい



カラーになるだけで、
こんなに見易さが違うんだね。


(モノトーンとカラーの画像は、大体同じ場所を描いた絵です。
 獅子舞と御神輿に注目

祇園御霊会 年中行事絵巻










そして、







みんなで絵巻物


手にとって、
自分の手で巻き巻き、

スクロールさせながら、
皆で鑑賞する事が出来るのです。


気分は、後白河院なのです





自分の手で巻き巻きする。
          
時間が左からやってくる。





それは、
「絵巻物」本来の鑑賞の仕方。



美術館で見る絵巻物
(画像は「事例広告ブログ」さんよりお借りしました。)


美術館で展示されている絵巻物を見るのとは違う、

絵が動く感覚。



そう、
それはアニメーション







な・ん・で・す・け・ど、、

その実際にスクロールして観る面白さを、
どうやって表現すべきか。








考えた末に、




教えて頂きました祇園御霊会についての説明を含めて、

「祇園御霊会・松虫・アレンジバージョン」

を描いてみました。






絵巻物を見る感じで、
スクロールしてみてね










祇園御霊会 松虫アレンジ1
祇園御霊会 松虫アレンジ2





ううう、
ようやく書き終わった。。




山鉾の原型は、
本当に「鉾」なんだね。



家や山などのつくりものの上に、鉾や長刀があるのが、
現在の祇園祭の山鉾なのだそうです。


厄神は鉾のようなキラキラしたものに集まるという言い伝え(Wikipedia)がある





実際の絵巻物をかなりはしょっているので、

現物の面白さとは違うのですが、

ポイントになるところを、


mini.jpg

 ↑
この方にしてもらいました。





絵師の
常盤源二光長(ときわのげんじみつなが)
さんの描く巻物は、

すごくユニーク、というか、

紐解いていくと、人気漫画家、いや、

人気絵師であることがわかります。






導入のアイキャッチ

なんだろう、面白そう!で、

ギューッっと絵巻物の世界に連れ込む。

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(写真は、小林美術科学「豊かさのものさし」ページからお借りしました)



ギューって連れ込んで、





描かれている人の表情・目線・動きで、

絵巻物をどんどん読ませていく。

P1020701.jpg
矢印(←)のついた人の表情・目線に注目






目線の動きは、
松虫アレンジバージョン(縦スクロール)では再現が難しかったので、

ワタシの動きで代用してみました。




表情は、
こんなに豊かに描かれていて、

P1020714.jpg


しかもカラーになったおかげで、
頬もほんのりポッとしていて、


体温のある絵になっています。








そして、
松虫アレンジバージョンを描き始めて気が付いたことがあります。



私たちが絵巻物を見ているときは、
小林さんが、


「こんなところに!!小さいおじさんが!!」

とか、


(子供たちの声風に)「『いえーい』」

とか、

P1020715.jpg


絶妙な合いの手、

音が聞こえてくるような説明をしてくださってたので、


すごく面白くて、

みんな笑いながら、

「ほんとだー」とか言いながら、

絵巻物の世界をスクロールしていました。





アレンジバージョンは、
最初「絵」だけでチャレンジしたのですが、


絵の説明が無いと楽しく見れない

と気が付いたのです。




声を入れられないので、
吹き出しとか文字で代用してみたのですが、

文字を書いてしまうと、
アニメーションというより、漫画。



やはりこの感動・面白さは、
体験しないと、味わえないのです。






このナレーションの部分、
後白河院の時にもあったんじゃないかなー、

って思ったりしました。




常盤源二光長(ときわのげんじみつなが)
が、話したかはわからないですが、


話していたら、
小林さんのように、

すごく面白く言ってたんじゃないか・・・






なんて、思ったりして。



そして、あー、こういう気づきや発見を自分ですることが、

「賞道」

なんなんだなー。


と思ったりして。











という気づきを得たら、
とたんに満足してしまいました



長くなったので、
絵巻物はここまでー。


次回もお勉強しにいくので、
また書こうと思いますー!



賞道

小林美術科学
「賞道のすすめ」













ほんとうは、
もっとたくさん楽しいお話があったんですけどね、

濃厚すぎて、書き切れませんでした


他にもこんな体験もしたので、写真を。


「象鼻杯(ぞうびはい)」

P1020695.jpg

象鼻杯は、はすの葉に注いだお酒やハス茶を蓮の茎を通して飲むもので、
象の鼻に見立ててこのように言い、
古くは中国で始まり、季節の行事として親しまれているそうです。
(説明は「旅なび佐原!」さんから引用しました。リンク先の象鼻杯体験をしている写真が面白いです)

P1020693.jpg





びんざさら

P1020698.jpg

祇園御霊会の冒頭、
田楽のシーンに登場していた、びんざさらを体験しました。

不思議な楽器なのに、
懐かしい感じがするのは、
日本人なんだな、と思うのです。



「お呈茶」

P1020722.jpg

宗徧流(そうへんりゅう)の若き茶人
神崎さんがコーディネートしてくれたのが、

五代目 本多茂兵衛
「月光白」

夏の満月につくるお茶。
陰のお茶。解熱と沈静。


濃厚な学びの時間をすごした頭に、優しくしみる、
お茶と ちご餅 と れんこん餅。






江戸からかみ東京松屋インテリア和紙ショールーム

P1020720.jpg

ここは会場になるのですが、
いやあ、本当に美しい和紙がたくさんあるのです。

江戸からかみ、という和紙があるのは知っていたのですが、
見たことが無かったので、 
1Fのステーショナリー販売コーナーに入って感動したのです。

この襖も本当に美しいのです。







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